ワイルド・ワールズ

ワイルド・ワールズ

"おじさん"にお礼を言いなさい』《賢者殿、オジサンだなんて……》と、途中まで口に出した後に、もう自分が十分"オジサン"と言う年齢に達していることに、今更ながらに気がついた

(思えば、もう四捨五入すれば五十(いそじ)に入る年に、この前なったんだった)国の平定から、アングレカムの結婚、トレニアの病没、そして何より一番最初に目の前にいる賢者から奪われたという銃の捜索

それは一度にまとめて起きた事ではなくて、20年近い時間を跨いで起きた出来事でもあった

考えたなら平定からアングレカムの結婚までには2年間あるし、更にその前に2年間は彼は南国等に行っていたりもしている

そんな事を考えている内に、自分の支度したコートの上に、鳶色の頭をした少年が賢者によって座らせられた

『ネェツアーク、銃を扱う人はこの前教えた通り

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一番強力な武器故に、それを扱うものは誰よりも優しい人でなければならない

ジュリアン、すまんが水と飴玉をくれ』少年が気分が悪いのが関係なさそうに、そう"教えた"事を復唱したなら、賢者はかつての弟子に先程のものを要求する

《あ、はい、どうぞ》『ほら、口を開けて』ジュリアンが飴玉と革の水筒を渡し、賢者は飴の包装を外した

ネェツアークと呼ばれている少年は素直に、口を開けたなら長めの舌を出していて、賢者はその舌の上に飴玉を乗せた

少年は少しの間モゴモゴと口を動かしたなら、ゆっくり自分から横たわった

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『……ありがとう、ございます、オジサン』《……傭兵、"銃の兄弟"と呼んで貰おうか》しゃがみこみ、苦笑いを浮かべて、寝そべる鳶色の頭を撫でてやる

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流石に今の自分の年齢を考えたなら、"お兄さん"と呼ばせるほどの厚かましさは、気障さは保持しておきながらも、ジュリアンにはない

ネェツアークは、頭を撫でる"オジサン"に少しばかり警戒をしていたが、ジュリアンの"優しさ"に触れて気持ちを緩ませた様子だった

髪色と同じ様な瞳を鋭く尖らせていたが―――ゆっくりと視線を緩めた