バカラ 配当

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 恐ろしい加速だったが、昆虫系の『魔人化』を極めた僕の左目ならば、ついていける

 身体能力も『魔人化』の末期を超えているからこそ、足りていた

 僕は二度と必要ない眼帯を捨てつつ、セルドラと同じように地面を蹴った

 眠るスノウさんを巻き込まないように、まず大きく離れて、後退する

 戦いが始まった

 僕たち二人にとっては、『血陸』で中断された戦いの再開でもある

 あのときは『吸血種』のクウネルに妨害されたが、ここならば彼女の助けは絶対にない

 決着をつけるべく、後退しながら必殺の『黒い糸』を手足のように操る

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 ただ引っ張るだけでなく、弛ませて、踊らせて、絡み付き方を複雑にしてから、僕がいる方向とは逆に向かって、引っ張る

 僕との距離を詰めれば、『黒い糸』の絡まったセルドラの腕は断ち切られる――「――この程度、問題ないな

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魂は削げても、切断までは達しない」 が、両腕の肉が削げ落ちるのを、セルドラは無視した

 ごっそりと肉が飛び、血の風船が破裂したように大量出血して、両腕の白い骨が露出する

大きな骨付き肉を、ナイフで綺麗に削いだかのようだった

 だが、次の瞬間には、その散る鮮血が赤い霧に変じて、白い骨に纏わりつく

 さらに次の次の瞬間には、強力な回復魔法を長時間かけたかのように、元の筋骨隆々の腕に戻っていた

 瞬間回復

 そう呼ぶべき現象だった

 『不死』の『術式』を宿した『理を盗むもの』だからという理由だけではないだろう